シマネコ旅日記

旅の思い出をつづっていきます。めざすは世界ふれあい街歩き🐈

2026 礼文島滞在記① 礼文島へ

春夏の期間、仕事で北海道の礼文島に滞在することになりました。

礼文島は日本最北端の人が住む島。出発まで、いったいどんな生活を送るのだろうか、ドキドキワクワク。

礼文島への道のり

福岡から礼文島への道のり、今回は飛行機とフェリーを利用。

飛行機で、福岡空港 → 新千歳空港 → 稚内空港 と移動し、稚内で1泊して、

フェリーで、稚内 → 礼文島(香深港) というルート。

福岡から新千歳へ

新千歳空港内にある弟子屈(てしかが)
鮭とばラーメン

新千歳から稚内までは小型のプロペラ機
乗客はミドル男性が多かった

札幌を越え少し行くと銀世界(4月上旬)

この日「強風のため稚内空港へ着陸できる可能性は50%」という機長からのアナウンスがあり、無事着陸できますように、と祈りながら窓の外を眺めていました。
そしてハラハラする場面もありましたが、無事稚内空港へ着陸。素晴らしいパイロットさんに感謝。

稚内空港から稚内駅までのバスに乗車。すべての乗客が荷物を受け取ったことを確認してからの出発、という優しさ。

厚い雲に覆われた無彩色の景色を眺め、稚内駅に到着。

最果ての駅・稚内駅

稚内駅の時刻表
電車の本数は少なめ

駅近くにあるアーケード商店街
開いているお店は少ない

北海道のオアシス 通称「セコマ」

フェリー乗船

稚内駅近くにあるドーミーインで一泊し、翌朝6:35発の礼文島・香深行きのフェリーへ乗りました。

ハートランドフェリー・アマポーラ宗谷

朝が早かったので、フェリー内で横になって仮眠。

40分くらいたった頃、窓の外をみて、ゾクっとしました。

海の向こうに見えたのは、利尻富士。標高1721m。

厚い雲を背景に、どっしりと強い存在感を放って、こちらを見ているように感じました。

海に浮かぶ利尻山
久しぶりの大きな感動

こうして礼文島へ到着。

つづく

 

2026 長崎旅④ 軍艦島を対岸から見る

長崎旅の目的、最後は「軍艦島を見る」。

 

長崎市公式観光サイトtravel nagasaki によると軍艦島上陸ツアーを実施しているのは5社。

軍艦島上陸ツアーのパンフレット

しかしながら、昨日今日の手配では間に合いません。

この日の上陸クルーズ船は全て満員御礼のため、予約できませんでした。毎度のことながら、旅の計画は十分な余裕を持って行わなければならないと、胸に強く刻むのでした。

一番近い対岸から軍艦島を見てみよう、という事になり、Google Map でビュースポットを探す事に。するとマップ上に「端島(軍艦島)展望所」なるスポットを発見。

地図上では海の中にあるように見える「端島(軍艦島)展望所」

さっそくそこへ。

ナビに従って、到着したのは国道499号線のすぐ傍にある「高浜海水浴場」。

高浜海水浴場

車を降りて海の方へ向かうと、コバルトブルーの透き通った色の波と白い砂の美しいビーチ。

見よ!この美しいビーチを!

砂浜にありがちな流れ着いたゴミが無く、波音が静かに響くのどかなビーチ。

透き通る色

青い海

そして防波堤の先へ

防波堤

ありました、軍艦島!

海に浮かぶ端島(軍艦島)

青い海の中に人工物の塊が海に浮かんでいます。右手に中の島、高島も見えました。

中の島と高島も見える

人も全くいないので、ここでぼーっとするだけで癒される、そんな場所でした。

 

次に向かったのは、軍艦島博物館。

軍艦島博物館は、のもざき恐竜パークと一緒に併設されている公営施設内にある博物館。

恐竜パークは恐竜デザインの遊具があり、子どもが喜びそうな公園です。

恐竜パークの遊具

軍艦島博物館の入館料は大人420円/人。入口にご立派な記念スタンプがありました。

インパクト大な記念スタンプ

気合を入れてスタンプを押す

軍艦島博物館は、当時の島民の生活風景などを展示した博物館。島内で発刊されていた当時の新聞がおもしろかったです。(館内撮影禁止)当時の島で暮らす新婚さんが記事があり、「住まいは台所に6畳一間という空間。せまいながらも楽しい我が家!」といった内容。

 

長崎のもざき恐竜パーク

博物館見学後、公園内にある展望台へ向かいました。

丘を登る

小高い丘の上から360度パノラマビューを楽しめます。

展望台には無料の双眼鏡がありました。

見える、見えるぞ!

双眼鏡から軍艦島を見ると、クルーズツアーで島に上陸して歩いている人がはっきりと見えます。これがなかなか楽しい。

博物館の建物内には野母崎特産直売所などもあり、近所のおすすめ食事処の案内などもありました。目星をつけたお店に向け出発。しかし、タイミングが悪くお店は閉まっていました。

樺島へ立ち寄り、オオウナギをみた後、長崎半島の東側をドライブして長崎市内へ戻りました。

お昼ご飯は、長崎市内のココウォークという商業施設内にある 麺也オールウェイズ にて取りました。

麺也オールウェイズの豚そば

お土産には、茂木びわゼリーを絶対買って帰りたい!と思っていたので、ココウォーク内の浜屋さんで購入することができ、便利でした。

びわゼリーは、私が大好きなマンガ家ブロガーさんが絶賛していて、一度食べてみたいと思っていたのです。ビワが丸ごと1つ入った高級ゼリーです。写真を撮るのを忘れてしまったので、気になる方はぜひ検索を!

充実の長崎旅でした。

2026 長崎旅③ 伊王島 i+Land nagasaki 2日目

 i+Land nagasaki のテラスロッジで迎えた朝は、部屋からきれいな朝日が見えました。

テラスから見える海越しの朝日

朝食は3つのレストランから選べます。

  • レストランうららか(和食バイキング)
  • テラスダイナー(洋食バイキング)
  • ミナトダイナー(和洋バイキング・不定期開催)

和洋バイキングのミナトダイナーへ。ミナトダイナーはテラスロッジすぐそばにあるミナトホテルの2階にあります。

ミナトホテルの場所

ミナトホテルは昔のバブリーな時代を感じる建物。レストランのミナトダイナーはホテル2階の大広間のような空間でした。我々が行った7:30ごろは人がまばらで窓側の席に案内してもらえました。8時を過ぎるころになると、ほぼ満席に近い状態へ。こんなにたくさんの人が泊まっていたんだな、と思うのでした。

和洋バイキングの朝食
私は鉄火とろろ丼をメインに麺中心のおかず

席からの景色

食後、対岸にある港カフェでコーヒーを飲もう、ということで島散歩。

港カフェの場所

港カフェは島内に5つある宿泊者無料のカフェのひとつ。

港カフェ

3種類のコーヒー豆が用意されており、自分で好みの豆を挽いてコーヒーを入れます。

3種類の豆から選べるコーヒー

酸味系よりコクと苦味がある豆が人気の模様。

カフェの隣は伊王島港ターミナルの待合室。長崎⇄伊王島⇄高島の船が発着しています。

鷹巢・俊寛 | 野母商船グループ

↑こんな看板がありましたが、伊王島から軍艦島までの船は無い

伊王島港ターミナルにある看板

港周辺を散歩
奥に伊王島大橋が見える

コーヒー片手にガーデンエリアを散歩。そこからテラスロッジのあるポートエリアへ引き返します。

パン好きな夫がお土産にパンを買いたい、というのでポートエリア内にあるパン屋さんへ。

BAKER'S FACTORY
AM9:00 OPEN

焼き立てのパンが並んでいました。クロワッサンを購入し、部屋へ戻りました。

チェックアウトは11時。それまでちょっと仕事する、と言ってパソコンを取り出した夫。海の見える部屋で「ワーケーション」をしてみたかったようです。私はゆっくり身支度してチェックアウトまでの時間を過ごしました。

 i+Land nagasaki のアクティビティやスパ、カフェはチェックアウト後も利用できます。チェックアウトの際、次回予約で使用できる割引券をもらえるのですが、その内容に驚き。前回予約から3ヶ月以内の予約はなんと50%OFF、6ヶ月以内なら35%OFFに!1泊2食付きでビジネスホテル並みの料金になるじゃん!リピーターがきっと多いんだろうな、と感じました。

 i+Land nagasaki は、

1日だけでは遊び尽くせない充実のリゾートでした。

さて、長崎旅行最後の目的は「軍艦島をみる」です。

これは次のブログにて。

2026 長崎旅② 伊王島 i+Land nagasaki 1日目

長崎旅行のお宿は、ずーっと行ってみたかった 伊王島にある i+Land nagasaki  。

長崎市内から車で約30分。

(なおこのブログは、PR などではありません)

伊王島

伊王島
長崎市内から車で約30分

 i+Land nagasaki は、オールインクルーシブル*1なリゾートアイランド施設。

今回我々が予約したのは、日曜泊 で 1泊2食付 17,600円/人 のプラン。

複数の宿泊エリアがあり、たくさんの人で賑わっていました。

今回宿泊するポートエリアの入口
ファミリーやペットを連れた人たちが多かった

 私たちは泊まるのは、ポートエリアのテラスロッジ。

テラスロッジの建物

テラスロッジの建物
建物前のハンモックで相当遊びました

ワクワクのお部屋がこちら

テラスロッジの部屋

どーんと36㎡の広いお部屋

オーシャンビュー

まだ新しいのか、木の香りが漂うお部屋。

お部屋でまったり、というのも良いですが、せっかくのオールインクルーシブル。島でのアクティビティに繰り出します。チェックイン時にもらったパンフレットを見ながら、まずは伊王島をサイクリングすることにしました。

島内には宿泊者専用の自転車ステーションがあり、そこで自由に自転車を借りることができます。(利用後はレンタルした場所へ返却)

ポートエリアの自転車レンタルステーション

電動自転車があるので、坂道も安心です。

まずはここへ来る途中、気になっていた「カトリック馬込教会」へ。

★が現在位置のポートエリア
矢印の場所が馬込教会

カトリック馬込教会へは、ポートエリアからあっという間に到着。教会下に、公衆トイレと駐輪場があります。

駐輪場から見るカトリック馬込教会

現在の天主堂は昭和6年に完成したもの。この天主堂は、煉瓦造教会堂として最初期のもので、国の登録有形文化財です。

白亜のゴシック様式
教会内は撮影禁止

伊王島は禁教時代に交通の便が悪く、潜伏するにはよい場所だったことから、天草方面から隠れキリシタンが避難してきたそうです。今も島民の半数はカトリック信徒とのこと。

教会裏から海を望む

長崎感を感じる細い路地と階段

教会を後にし、次なる目的地は島の最西端にある伊王島灯台へ。

島の最西端にある伊王島灯台

灯台までの道は、上り坂(なかなか急勾配)が続きます。しかし電動自転車なのでお茶のこさいさいっ

峠を超えたあたりの分かれ道

「この道をまっすぐ行ったら灯台よ、がんばって!」

わんちゃんと散歩していた現地の方が声をかけてくれました。うれしい。

灯台手間に広場があり、駐車場、駐輪場があります。そして、これぞインクルーシブ!宿泊者無料のカフェがありました。

岬カフェ

セルフサービスで、好きなドリンクを飲むことができます。宿泊者以外も1杯100円で利用可能。

カフェ内部のドリンクバー
夕焼けに染まる空が美しい

カフェの前にあるブランコに座り一服。

美しい景色を独り占め
右の方に灯台が見えます

一服後、灯台へ向かいます。道中は360度パノラマの素晴らしい景色。

そして海の向こうに見えたのは、グラバー園で見たクルーズ船が、次なる目的地の釜山へ向け出航しているところでした。

クルーズ船に向けて思いっきり手を振ってみた

灯台前でジョジョ立ちする夫

こうしてみるとギリシャの島にも見えなくもない

景色を堪能した後、灯台の手間にある灯台記念館(見学無料)へ。

伊王島灯台記念館の建物

1877年:明治10年に完成した明治初期の洋館住宅です。
輸入セメントを使った当時としては珍しい無筋コンクリート造りで、日本におけるコンクリート建築物の草分けとして貴重な建物でもあります。
※長崎県指定有形文化財

伊王島の歩き方 より

グラバー園にある洋館と同じラチスの軒天
建物補修中

建築学上でも貴重な建物のようです。母屋の隣には、お風呂やトイレがある小さな別棟の建物があるのですが、ここで面白かったのが当時の灯台守り吏員の暮らしが垣間見れること。

左のトイレは灯台長専用便器(有田焼)・右が一般スタッフ用便器

当時の五右衛門風呂の風呂釜の使用感がリアル!

トイレは、灯台長専用と一般吏員用と分かれていて、なんだか笑えました。

 

日が徐々に暮れてきました。帰りは下り坂だから、自転車が気持ちいい〜。

途中、海水浴場がどんなカンジか覗いてみました。

ビーチの場所

ビーチにはこの季節、誰もいませんでした。美しい青い海と白浜。よせてはかえす波音。デートにいい場所です。

海水浴場コスタ・デル・ソル

我々はすぐに自転車を爆走し、夕食の時間ギリギリまでヴィラオリンピカという施設で遊ぶことに。

ヴィラオリンピカの場所

ヴィラオリンピカは、かつて島の公共体育館として使用されていたであろう建物の中に、ラウンドワンのようなアクティビティを詰め込んだ施設です。

互いの運動レベルの低さを確認

さんざん体を動かしたので、お腹ペコペコのベストな状態で夕食へ行くことができました。

夕食は テラスダイナー というレストランにて。目の前が海、カウンター席でした。

スタンダードプランのコース

地魚のお造り、雲仙ポークと鶏つくねの塩ちゃんこ鍋、長崎和牛、長崎ハーブ鶏、雲仙ポークのグリル、といったラインナップ。ここは飲物別途でした。夫はアルコール飲み放題を追加注文、私はジンジャーエール。満腹満足です。

食後は、お風呂へ。敷地内には3カ所のスパ&大浴場があります。

その中の1つ、レンタル水着で男女一緒に入ることができる Ark Land Spa へ。

ちなみに Ark Land Spa までは歩くと距離があるので、移動はバスです。

23時まで敷地内を循環している循環バス
もちろん無料

受付で水着を借りて Ark Land Spa をほんのり体験した後、天然温泉の大浴場へ。

www.islandnagasaki.jp

ここのいいところは、タオルを受付で貸してもらえるところ。

そして展望露天風呂がとても良かったです!運よく展望露天風呂が貸し切り状態で、ゆっくり入浴できました。周囲の灯が少ないためか、星空がとてもきれいに見えます。

入浴後、待ち合わせした休憩コーナーも充実していました。

オシャレ空間にマンガがたくさんある

もっとここにいたい!と思いながらも、閉館の23時を回ろうとしていたので、泣く泣く帰ることに。

この日、ぐっすり眠れたことは言うまでもありません。

 

今回も長くなってしまいました。次の日のチェックアウトまでの話はこの次で紹介します。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

 

*1:宿泊、食事の他、飲物やアクティビティなど全て含まれている

2026 長崎旅 ① グラバー園

トンネルを抜けるとそこは長崎だった。

by 私

トンネル抜けたら長崎の街

オランダ坂トンネルを抜けると現れる長崎の街
Googleストリートビュー

夫と車で長崎へ旅行(1泊2日)をしてきました。

今回の旅行のポイントはこちら

  • グラバー園*1へ行く
  • アイランド長崎*2(伊王島)に泊まる
  • 軍艦島*3を見る

高速道路の長崎ICからトンネルを抜けると現れる長崎の街は、とてもサプライズ感があって好きです。これは写真では伝わりにくいので、ぜひ体感していただきたいです。

グラバー園への思い

私は静岡県出身で、高校生の時の修学旅行先は九州(長崎→福岡→大阪を巡る)でした。

当時西暦2000年ごろ。往路は名古屋から長崎まで飛行機移動。初めて飛行機に乗る学生で埋め尽くされた機内では、飛行機着陸時に拍手が起こったことを記憶しています。私も拍手した1人です。九州の地は、静岡県民の高校生からしたらとても遠い未知の地、というイメージでしかなかったです。

修学旅行では雲仙普賢岳を巡る予定でしたが、天候の都合で急遽グラバー園に行き先が変更となりました。建築物大好きっ子だった私は、日本の産業に影響を与えた異人屋敷に興味津々だったのですが…、一緒に行動していた女子たちから「坂を登るのがキツいから、お土産屋さんで時間をつぶそーよ」という提案に「そだねー」なんて、気持ちとは裏腹な返事をしてしまい、大浦天主堂さえも見えない手前の土産屋で、不毛な時間を過ごす、という苦い思い出がありました。

数十年の時を経て、この思い出に決着をつけるため、いざグラバー園へ。

そしてグラバー園

苦い思い出回収のためには、グラバー通りの坂を登っていくのが理想だったのですが、駐車場の関係で、グラバー通りとは反対の坂を登りきったところから第一ゲートへアクセス。坂を登らず楽々なグラバー園でした。

入場ゲートでチケットを購入し入場。グラバー園ってグラバー邸だけではなく、たくさんの異人館がある大きな公園、というのを恥ずかしながら初めて知りました。

園内マップ

ゲートでもらった園内マップ

入場料は1人620円。※2026年4月1日から1,300円になるそうです!

園内は長崎港に入港したクルーズ船の乗客と思われる外国人が多い印象。

順路に従って、旧三菱第2ドックハウス、旧ウォーカー邸、旧リンガー住宅、── の順に巡ります。旧三菱第2ドックハウスは園内で一番高い場所にあり、2階バルコニーからの眺めがとても良かったです。写真を撮り始めたのが旧ウォーカー邸からのため、その眺めはここで紹介できず…すみません。

ということで、ここからは少しずつ現地写真もご紹介。

旧ウォーカー住宅

旧ウォーカー住宅 ダイニング

明治初期にイングランドから来日したウォーカー兄弟*4の弟ロバートの次男、ロバート・ウォーカーJr. が購入した明治中期の建物。

寝室

もともとは大浦天主堂の近くに建っていて、現在の場所へ移築されたそうです。移築前は和室もあったそう(現在はない)。

順路的に裏口からアクセスする動線のため、最初は「玄関地味っ」と思いましたが、反対側に立派なエンランスがありました。

家族写真

ウォーカーJr.さんが暮らす前の入居者も華々しい顔ぶれだったようです。最後の入居者がウォーカーJr.さんで、終の住処として43年間暮らしたとのこと。その後建物は長崎市に寄贈されました。

寄棟瓦屋根の平家で部屋は3つ。絵本の「ちいさいおうち」のような、こじんまりとしたかわいい建物で、老後はこのくらいの規模の庭付き戸建てに暮らしたい、と思いながら見学。

 

旧ウォーカー住宅を出て、旧自由邸(2027年ごろまで耐震保存修理工事中)を通り過ぎ、旧リンガー邸へ。

長崎感あふれるランタン

旧リンガー住宅

建物横の紫モクレンが満開できれいでした。

みんなここで写真撮影

旧リンガー住宅では、マスコットグラバーさんとゆるキャラのあみ〜ご*5が何やら撮影中。

ゆるキャラが撮影中

一緒に記念写真してくれました

旧リンガー住宅は、中国広東茶検査官だったイギリス人のリンガーさんが、グラバー商会を退職した1868年(明治元年)に完成した建物。29歳のリンガーさんは独立してホーム・リンガー商会を設立し、茶の製造輸出の他、ガスや発電、英字新聞発刊など多岐にわたる事業を展開。やり手…。この建物をリンガーさんが手に入れたのは、築7年あたり。それから親子3代にわたって暮らし、昭和60年に長崎市へ売却されたそうです。

ラチスの軒天井が印象的なテラス

こちらの建物も平家。移築ではなく、ずっとここにある建物。グラバー邸のすぐ近くに住んだわけだからきっと円満退社ね、と余計なことを思う私。

旧ウォーカー住宅はコンパクトでしたが、こちらは建築面積100坪を超える お屋敷 。部屋もたくさんありました。

玄関からは海と対岸の三菱の造船所が見える

各部屋に暖炉がある

壁は漆喰、天井は唐紙が貼られている
天井の剥がれが気になった

驚いたのは、このリンガー邸のすぐ隣に一般の民家があったこと。グラバー園内という一等地で暮らしているなんてすごい!(毎日落ち着かないのでは、と余計な心配をしてしまう)

それにしてもこんな小高いところに住むには、健脚じゃないと大変だ、と思っていたところ、旧リンガー住宅のわきに日本で最初期のアスファルト舗装道路というものがありまして。リンガーさん、人力車でお家まで往来ができるように道を整備された模様。なかなかの急勾配な坂道を走る車夫はこれまた大変だったろうに、と次から次へと勝手に心配してしまうのでした。

旧オルト住宅*6は保存修理工事中のため、グラバー邸へ向かいます。

旧グラバー住宅

ブルーグレーの漆喰壁と白い縁が素敵

いわずと知れた旧グラバー住宅。商売人のグラバーさんは建築にあたって民家3棟を購入し、それらの木材を資材に使用するという節約家。当初はゲストハウスとして使用されたため、居室も2つだけだったのが、4回に及ぶ増改築で明治20年代に今の形になったそう。

ガラス張りの温室

広い客用寝室
南側の一番良い場所

昭和41年に行われた改修工事では、用途不明の屋根裏部屋(密談に使う隠し部屋か!?)も発見されたのだとか。

ぐるっと回って、あれ主人の部屋はどこ?と感じました。大事なゲストをもてなす役割が強い家だったのかしら。

小屋組は和小屋形式、壁下地は竹小舞、といった日本在来の工法をベースに、テラスやガラスのサンルームといった西洋テイストをミックス。屋内展示では、建物構造についてや改修工事の詳細の解説があり、和洋折衷仕様がよくわかります。

クローバー型平面の建物概要

修理保存の解説パネル

建物の設計のほか、庭にもこだわったグラバーさん。その庭には立派な曲がり松があったそうな。

先週最終回を迎えた朝ドラ「ばけばけ」の小泉八雲邸となんだか重なる印象を勝手に感じたのでした。(西向きの部屋とか、庭の百日紅の木とか)

グラバー住宅の庭からも長崎港を一望できます。

停泊しているクルーズ船を発見!

ご丁寧に国際観光船の入港案内スケジュール案内看板もあります。この日はマーシャル諸島籍のクルーズ船が寄港していました。

 

夫が「お腹すいた」を連発し始めたので、グラバー園を後にしました。たっぷり1日かけて見学したいグラバー園でした。

お昼は国道499号線沿いにあるラーメン屋さん「麺処あきら」へ。

麺処あきら

レディースセット 税別1,150円+200円(チャーハン変更代)

レディースセット(ハーフ塩ラーメン、餃子3個、チャーハン)を注文。

ハーフラーメンは、控えめの5すすり でなくなるくらいの麺量でした。

チャーハンがとってもとっても美味しかったです!

 

思いの外、長くなってしまいました、ここまで読んでいただきありがとうございます。

次はアイランド長崎の話です。

つづく

*1:幕末から明治にかけて活躍したイギリス人商人トーマス・B・グラバーが暮らした邸宅がある旧外国人居留地。市内に散在していた6棟の洋館を移築し、園内では9棟の洋館を見ることができる

*2:i+Land nagasaki という伊王島にあるリゾート

*3:端島。炭鉱で栄えた廃墟の島。その見た目から軍艦島の愛称で親しまれている

*4:ウォーカー兄弟はともに岩崎弥太郎の三菱紹介に在籍。ロバートはR.N.ウォーカー商会を設立し、日本で初めての清涼飲料水製造販売する。

*5:新上五島町のゆるキャラ。あご(飛魚)を頭にのせた三毛猫

*6:居留地で一番素晴らしい建物と称賛された。

高良大社を歩いて参る(下り編)

前回 からの続き

今回は高良大社本殿から登拝者駐車場までの下山ルートのご紹介です。

吉見嶽から北谷コース

赤い矢印のルートを歩きます

景色の良い本殿正面の階段を降りて 三の鳥居 前へ。(高所恐怖症の方はこの階段怖いかも…)

三の鳥居の階段

本殿正面の階段131段
この隣にスロープカーもあります

三の鳥居 の向かいに茶屋「望郷亭」があります。

この茶屋の隣に駐車スペースがあるので、自分の足で登るのはちょっと…、という方はここまで車で来ることもできます。(階段部分はスロープカー(モノレール)で上り下り可能)

望郷亭

望郷亭

下山ルートはこの茶屋のわきから(写真↑ぜんざいの旗があるあたり)入っていきます。

と、その前にちょっと一服、腹ごしらえ。

望郷亭メニュー

望郷亭メニュー
山の上にありながら感動の良心価格

望郷亭名物は「ところ天」ですが、私は玉子うどんを注文しました。

玉子うどん

玉子うどん 550円

お腹を満たしたところで、茶屋の隣から山を降ります。

吉見嶽方面へ

吉見嶽方面へ

こちらは道幅が狭く、人もほとんどいません。少し行くと竹林帯。

吉見嶽方面へ

石畳の道

竹林

竹林

余談ですが、高良山竹林環境研究所という団体が、持続可能な竹林整備の仕組み構築を目指し活動しているそうです。ここで作られたメンマを、道の駅で購入し、ラーメンの具にしました。

分岐を吉見嶽方面へ

最初の分岐を吉見嶽方面へ

10分ほどで吉見嶽城跡、琴平神社、北谷コースの分岐にでます。

少し寄り道して吉見嶽城跡へ。

吉見嶽城跡方面へ寄り道

吉見嶽城跡へ寄り道

正面左方向へ行くと吉見嶽城跡へ

吉見嶽城跡は広場のような場所でした。ふりかえると高良大社が見えます。

吉見嶽城跡

吉見嶽城跡

ふりかえれば高良大社

ふりかえれば高良大社

吉見嶽城は1587年九州平定の際、秀吉が在陣した山城だそう。ここからもいい景色が見れました。

吉見嶽城跡からの景色

吉見嶽城跡からの景色

元来た道を戻り、北谷コースへ。

←高良大社へ 北谷コース→

←高良大社へ  北谷コース→

軽自動車が走ることができるくらいの道幅が続き、針葉樹林と竹林の間を抜けていきます。

北谷コースの道

北谷コースの道

下りきったところで、駐車場脇の道路へ合流。

御手洗池あたりに出ます

御手洗池あたりに出ます

本殿から寄り道なしの場合、30分もあれば降りて来れます。

気軽に散歩感覚でハイキングができる高良山でした。

 

おまけ

写真を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、至る所に椿の花が落ちていました。

かわいい。

椿の花

椿の花

椿を見ると南野陽子さんを思い出す*1私は、昭和世代です〜

*1:寒椿という映画から

高良大社を歩いて参る(登り編)

久留米市にある高良大社。福岡県の厄除神社ランキング第1位なんだそうです。

標高312mの高良山に鎮座し、映えスポットとしても有名で、筑後国一の神社と言われています。

その登山コースの一部を紹介します。

高良大社からのながめ

今回、登りは第二鳥居から石段を登る「表参道コース」、下りは「北谷コース」を歩きます。

高良大社とトレッキングルート

今回のルート

車で「一の鳥居」を越え、少し行くとある高良大社の登拝者駐車場(無料) に駐車します。

登拝者専用無料駐車場

広い登拝者駐車場

ここから歩きはじめます。

御手洗池

御手洗池の桜は満開でした(2026/3/20)

北谷コース入口を通り過ぎ、第二鳥居へ向かいます。

北谷コース入口

北谷コース入口

第二鳥居

表参道コース入口の 第二鳥居
第二鳥居手前にも少し駐車スペース有り

ここから石段を登っていきます。

表参道の石段

道幅は広く、たくさんの人が歩いている

この日は祝日ということもあり、たくさんの人が登り下りをしていました。体感で5割ほどの人が「こんにちは〜」とあいさつをしてくれます。

第二鳥居から登り始めて約10分、分かれ道があります。

分かれ道

右は本線、左は旧宮司邸につづく道。今回は左の旧宮司邸へ。

☆の辺り

旧宮司邸へ続く道

立派な門があります

すこし荒れた感じの道でした。

ほんのり荒れ模様

 

旧宮司邸の建物

旧宮司邸の建物

トイレ

トイレがありました

旧宮司邸の建物を通り過ぎると本線を合流します。

本線合流

本線合流

道路を横切り少し登ると、高良大社まであと少し。

道路を横断

鳥居が見えてきました。下向坂の石段を登ったら高良大社のお社です。

鳥居前

ここまで第二鳥居から約20分でした。

いよいよ目的地の高良大社が見えてきました。

あと少し

登り切ったところで大楠が出迎えてくれます。

大楠

大楠

本殿前に到着です。第二の鳥居からここまで約30分。

今年の初詣も高良大社へ来たのですが、本殿近くの駐車場は駐車できるスペースが少ないため大渋滞でした。初詣の時は健康のためにもがんばって石段を登ってくることをおすすめします。

本殿前

本殿前(写真は今年の初詣時。寒かった…)

本殿前には展望所があり、久留米の街を一望できます。

本殿前からの眺め

本殿前からの眺め

高良山の山頂は、ここから1kmほど行ったところにある奥の院の少し先にあります。

今回は本殿でお参りしたあと、引き返します。

帰りは北谷コースで下山。

三の鳥居がある階段

三の鳥居がある階段を降ります

つづく