シマネコ旅日記

旅の思い出をつづっていきます。めざすは世界ふれあい街歩き🐈

2025プリンスエドワード島の旅1・序

 

アンとマシュー

プリンス・エドワード島は世界でいちばん美しいことろだって、いつも聞いていましたから、自分がそこに住んでいるところをよく想像していましたけれど、まさか本当にそうなるなんて夢にも思わなかったわ。

赤毛のアン・モンゴメリ 村岡花子訳・新潮文庫 より

 

 

2025年7月5日、何かが起こる

都市伝説を気にしていた2025年の年明け、悶々とした気分で過ごしていました。

それから少し経ったころ、NHK BSでミーガンフォローズ主演の映画「赤毛のアン」が放送。偶然その放送回を目にして、それが今回の旅行のきっかけになりました。

 

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私はこの映画が大好きで、いつかこの物語の舞台となったプリンスエドワード島へ行きたい、と常々思っていました。

もし今年の7月5日に何かあったら、もうそんな願いも叶わないかもしれない…、今のうちに行きたいところへ行かなければ、きっと死際に見る走馬灯の瞬間に「あぁ、あの日あの時プリンスエドワード島へ行っていれば…」と後悔するのだろうな、と一念発起。

猪突猛進、早速旅行の計画をはじめたのでした。

旅の道連れとして母に「プリンスエドワード島に行かない?」と提案。母は即OK、そして翌日にはパスポートの申請をしていました。我が母、娘同様気が早い。

それにしてもプリンスエドワード島については、とにかく遠いイメージしかなく、わからないことだらけでした。予算や時間はどのくらい必要なんだろう、今は円安だから海外旅行は高いのかな…と、色々調べはじめることに。

 

"世界一美しい島" プリンスエドワード島への道

まずは赤毛のアンの復習をするべく、村岡花子さん訳の小説を読み返しました。それからフリマアプリで赤毛のアンに関する書籍やグッツを漁り、当時の映画のパンフレット、赤毛のアンのDVD BOX、関連書籍を次々に購入していきました。

購入した赤毛のアン関連のものの一部

旅行計画に参考になったのは、松本侑子さんの「赤毛のアンのプリンス・エドワード島紀行」です。 

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オールカラーで、美しい島の写真が豊富に掲載され、モンゴメリの生立ちやエピソード、プリンスエドワード島でのゆかりの地、島の植物や食べ物がとてもわかりやすくまとめられています。読んでいてワクワクしました。

本を読んで旅への想いも固まりました。

赤毛のアンやモンゴメリ関連グッツを掘っていく中で、ドラマ「アボンリーへの道」の存在を知りました。これまた関連書籍やDVD BOXを購入。

アボンリーへの道

アボンリーへの道 は、映画「赤毛のアン」のスピンオフ物語ともいえる人気テレビドラマシリーズです。

モンゴメリの作品「ストーリー・ガール」とその続編「黄金の道」をベースに、「赤毛のアン」シリーズを含む複数の作品から人物やエピソードを交えたドラマとして制作されました。

ドラマはシーズン1からシーズン7まで全91話で構成され、日本ではNHK総合で1993年〜94年、1996年〜97年にわたり放送されています。

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アンがグリーンゲイブルズから旅立った後のアボンリーを舞台に、新たな主人公セーラを中心に繰り広げられるドラマ。マリラやレイチェル夫人も登場する(映画と同じ役者さん)のもお楽しみのひとつです。色々ツッコミポイントがあるドラマですが、最終的に心あたたまります。

 

関連作品(私好みのもの)は、まだまだあります。

2020年にNHKで放送されたドラマ「アンという名の少女」は、カナダCBCとNetflixで共同制作されたドラマです。

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アンを演じたエイミーベス・マクナルティは、これぞアン!といった、小説イメージどおりの完璧なビジュアル。やせっぽちでそばかすだらけのおしゃべりな赤毛の少女アンを見事に演じています。オープニング映像もおしゃれで美しい。

後半は本来のストーリーからだんだん違う話しになっていき、そのストーリーが完結しないまま制作が打ち切られてしまったのは残念ですした、映像美や登場人物が生き生きと描かれているドラマです。

 

旅への情熱は益々熱を帯びてきます。

つづく

 

↓次は旅行準備のおはなし

ysktabi.hateblo.jp

余談

「赤毛のアン」の映画は、母と初めて観に行った映画でした。当時小学生低学年の私には赤毛のアンについてなんの知識もなく、ただ初めて映画館へ行くということに興味津々でした。言われるがままついて行った、くらいのかんじだったのですが、後年までこんなに心に刻まれるとは。

その当時(平成初期)、映画は別タイトル2本立てで公開されるのが一般的でした。この映画はトータル3時間20分くらいある非常に長い作品のため、途中休憩をはさんで前編、後編が上映された、というおぼろげな記憶。

しかしながら、美しいプリンスエドワード島を舞台に、孤児のアンが持ち前の明るい性格によって、まわりの大人たちの偏見やわだかまりを和らげ、1人の女性として自身も成長していく物語にどんどん引き込まれました。出会いと別れ、日常の生活のエピソードを絡めて、アンが周りの人たちからの信頼を勝ち得て愛されていく過程は、まさにサクセスシンデレラストーリー。

小学生だった私は、休み時間に一人で絵を描いているような子でした。空想にふけって自分の世界に浸ることが多かったので、自分とアンが似たもの同士に感じられ、親近感を持ちました。一人で過ごす時間が多かった私にとって、感動と希望をもらえる映画でした。小説を読んだのはこのずっと後です。