旅行4日目のキャベンディッシュ散策・午後のおはなしです。
キャベンディッシュ散策
12:10 グリーンゲイブルズ郵便局
郵便局はお昼休憩中のため、閉まっていました。
ベンチにすわって、ティムホートンズ*1で購入したカフェラテを飲んでいると、郵便ワゴン車がやってきました。本日の集荷のためか、ワゴン車も郵便局が開くのを待っているようでした。

20分くらいたった頃、外出していた郵便局のスタッフが戻ってきました。ランチタイムにも関わらず、やさしいスタッフの方は、母が出したいと言っていたハガキ発送受付をすぐしてくれました。感謝
前日は気付きませんでしたが、郵便局建物の南側にちょっと欠けた看板が立っていました。


看板には「Montgomery's Cavendish Home 150m→」の表示。
ここからマクニール家跡(モンゴメリが暮らした祖父母の家)へ行けるようです。

木のトンネルを抜けると一面の綿毛タンポポ。

キャベンディッシュへ来てから、つい赤毛のアンの世界とモンゴメリの暮らした現実世界とが混同する状態に陥ります。(訪れた方、経験ないでしょうか?)
この郵便局からマクニール家への道が、実際のモンゴメリの生活ルートだったんでしょうね。赤毛のアンが生まれた聖地を訪れた喜びを感じることができる場所です。


少し行くと、分かれ道があります。
左へ行くとマクニール家跡、右へ行くとモンゴメリパークへ。

まずは左へ行き、マクニール家跡へ向かいます。

12:45 マクニール家跡
林の小径を抜けると、小さな本屋さんがありました。

奥の小屋は郵便局小屋
この本屋さんは、モンゴメリの祖父母の子孫の方が経営していて、書店内はモンゴメリの関連書籍が充実しています。となりにある建物は、モンゴメリが仕事の合間に赤毛のアンを執筆した実際の郵便局小屋です。
本屋さんの前に広がるのはマクニール家の広大な牧場。

ここから先へ進むには、本屋さんでマクニール家跡地の見学料(大人$6、シニア$5)を払います。

マクニール家跡地周辺は、カエデや白樺、リンゴの木といった様々な木々があり、きれいに整備された散策路になっています。



木の周囲にはリンゴの白い花びら

要所要所にエピソードの看板が設置されていました。

マクニール家の跡地は、地下貯蔵庫の石組のみが残っています。
モンゴメリは2歳のとき、母方の祖父母に引き取られ、この家で暮らしはじめます。

16歳で父と暮らすために島を離れますが、翌年には戻っています。その後、進学、就職でこの家を出て下宿生活を送りますが、24歳のとき祖父が亡くなり、祖母と暮らすため再びこの家で暮らします。それから結婚のため36歳で家を出ます。当時としてはかなり晩婚ですよね。女性にまだ選挙権がなかった時代、とても先進的な女性だったんだろうなと思いました。

石組みからリスが出たり入ったりしていました。現在ここはリスの家になっているようです🐿
1904年、30歳のときモンゴメリは赤毛のアンの執筆を開始。まさにこの環境で赤毛のアンは生まれたわけです。
モンゴメリの生涯を見ると、常に学び、たくさんの恋をして、外の広い世界へ積極的に出ていくパワフルな女性だと感じます。
散策路を1周して、来た道を戻ります。

13:05 モンゴメリパーク
今度はモンゴメリパークへ向かいます。ふたたび綿毛タンポポ平原へ。




モンゴメリパークは、きれいに整備された公園でした。公園の中央に、モンゴメリとネコのブロンズ像があります。


私が思うに、ここを訪れた半分くらいの人は、このモンゴメリ像のとなりに座り、同じポーズで記念写真を撮ることでしょう。
なぜなら、私がそうしたからです!


パークの案内看板(英語、フランス語、日本語の3カ国語の表記)には日本語表記もあることから、日本人観光客が多いことがわかります。高円宮憲仁親王妃 久子殿下がパーク開園と日加友好90周年を記念して植樹された桜もあるそうです。(見逃しました)

13:10 お化けの森
モンゴメリパークから13号線を渡るとお化けの森の入口があり、グリーンゲイブルズへ行くことができます。


昨日のアンツアーでは歩けなかったお化けの森を散策。途中、分かれ道がありますが、どちらへ行っても同じ場所へ合流します。


見覚えのあるトウヒの森。昨日のアンツアーで訪れたお化けの森までやってきました。

森を抜け、グリーンゲイブルズに到着。
13:30 ビジターセンター
ビジターセンターのお土産ショップに寄って、母は弟へのお土産Tシャツを購入。

例の近道から宿へ戻りました。
13:50 宿にもどる

レストランへの出発まで、しばし休憩。たくさん歩いたので、少しずつお腹が減ってきました。
ノースラスティコ
キャベンディッシュブリーズインのカヨさんタクシーで、隣町のノースラスティコへ向かいました。ノースラスティコは、クリーク*2のモデルとなった町です。
めざすレストランは、ノースラスティコ・ハーバーにあるBlue Mussel Cafe 。クラムチャウダーが絶品という名店です(^^)
15:15 ノースラスティコ・ハーバー

奥に見えるのがレストラン
到着後、レストランに入る前にノースラスティコ・ハーバー周辺を少し散策。
ハリケーン後の痛々しい姿のままの家も多々ありました。


カヨさんによると、PEIにはたくさんの灯台がありますが、現在は役目を終えているものも多いそうで。現在の船はGPSで位置情報が分かるため、灯台の必要性がなくなってしまったそうです。

そして灯台の建物たちは、$1といった破格値で売りに出されている、とのこと。
とはいっても、建物の移設費用や修繕・維持費といった多額の資金が別途必要になることから、なかなか売れないようです。旧駅舎や郵便局の建物が移設され、昔の建物を現在も活用されている話を聞くと、買い手がありそうな気もするのですが、現実は難しいのかな…。
ノースラスティコビーチへもちょっと立ち寄り。

自転車で走ったら気持ち良さそうなビーチレーンがあり、この砂浜では海水浴を楽しんでいる人たちがいました。


15:45 Blue Mussel Cafe
早い時間のだったため待ち時間無く、すぐ案内してもらえました。とても人気なシーフードレストランで、ピーク時は常に満席になるので予約必須だそうです。
窓側の席にすわり、メニューを眺めます。

レモネード$3×2、シーフードチャウダー$19、ビール蒸しのムール貝(mussels)$19、を注文、料理は母とシェアすることに。チップ諸々も含めると、今回のオーダーは$60.72。
予算とお腹の容量的に2品に留めましたが、料理を待っている間、となりのテーブルに運ばれてくるおいしそうなプレートに目を奪われます。隣の芝は青すぎるー。
おまちかねのシーフードチャウダーがやってきました。

スコーン付
ムール貝が鎮座。じゃがいもがふんだんに入っていて、スープというより超濃厚シチューといった食べ応えのある一品でした。海鮮の出汁が効いてます。
お店の名前にもなってるムール貝。口コミで「絶対食べるべき」と書いてあったので注文しました。
溶かしバターをつけていただきます。お味は、

アサリの酒蒸しの如く、次から次へと中毒的に貝を食べ続けてしまいます。デラウエアを無心で食べる感覚といったら、わかりますでしょうか。
たくさん食べることのできる胃袋と十分なお小遣いを持って、また来たいレストランです。
ムール貝ずくしの食事を終え、カヨさんへお迎え依頼の連絡。
帰りは往路と違う国立公園内の道路を走ってくれたので、海を眺めながら宿へ戻りました。
宿にて
17:00 DVD鑑賞
宿に戻った私にはやりたいことが。それは赤毛のアンの映画DVDを見ながら、これまで巡った場所のおさらいをすること。
キャベンディッシュブリーズインのテレビには、DVDプレーヤーが内臓されています。早速、日本から持参したDVDを挿入しましたが、あれ、再生されない…。
カヨさんに尋ねると、日本とカナダではDVDの規格が違うため、再生できないとのこと。ということで、カヨさん所蔵の赤毛のアンDVD(日本語対応ではありません)を貸していただきました!
部屋で日本から持参したカップうどんをすすりながら、DVDを鑑賞。

ホワイトサンドホテルが背景に見える
すると映画「アンの青春」の冒頭シーン、ホワイトサンドホテルでアンとモーガンが出会うシーンに違和感。
あれ? ホワイトサンドホテルから海岸ってこんなに距離が近かったっけ?

アンの原稿が風で飛ばされてしまう


聞くと、このシーンは合成なんだそうです。
私はこんな間違い探しをしていましたが、母はすでに寝ていました。
明日のフライトは早朝、朝3時に宿を出発予定のため早々に寝なければ。
19:00 カヨさんにお弁当をいただく
明日の出発が早い私たちのためにカヨさんが用意してくれた朝食弁当がこちら。

焼き立てのシナモンロール、マフィンにサンドイッチ! まだあたたかかったです。
いますぐ食べたい気持ちを抑え、眠りにつきました。
つづく
次はとうとう帰国。乗り換え中継地トロントでの激短滞在のおはなし。
余談
滞在中は、ちょうどF1のカナダグランプリが開催される時期だったので、TVニュースでF1の話題が流れていました。
カナダのTVニュースで、画面のセンターがタッペンじゃなくてハミルトンなのはイギリス出身ドライバーびいきなのかな? ↓

アンもマリラもスコットランド系。
プリンスエドワード島の名前の由来となったエドワード王子は、英国王ジョージ3世の息子で、1799年に島名は「聖ヨハネ島」から「プリンスエドワード島」になりました。
だからカナダはイギリスびいきなのかなーって勝手に思ってしまいました、、、
ちなみに2025カナダGPはイギリス出身ドライバーのラッセルが優勝してます。ハミルトンがセンター表示なのは、単純にハミルトンが人気ドライバーって理由なのかな。
それにしてもブラットピット主演の映画「F1」は面白かった!
F1ドライバーってイケメン多いですよね。